NPO法人インターナショナルネイルアソシエーションによって行われているジェルネイルの試験です。
受験料は税別10,000円となっています。ただし、後ほど詳しくご紹介しますが1級に挑戦するためには先に3級と2級に合格する必要があり、それぞれ受験料が10,000円ずつかかるのでそれぞれ一発で合格できたとしても3つの試験合計で最低30,000円と、決して安くはない金額が発生しますので、すべて一発で合格したいところです。
また、受験するためにはモデルを探さなければなりません。試験の開催地が札幌・東京・大阪・名古屋・福岡・沖縄の6都市に限られていることもあり、試験会場から遠い場所に住んでいる場合は、お願いする方が引き受けてくれないと、同行モデルを探すのがなかなか難しくなるかもしれませんね。
ですが、モデルは親族でも問題ないだけでなく、年齢制限もないのでおばあちゃんにお願いする方もいるようです。
トップレベルのネイリストも取得していることが多い資格です。そのため、サロンによってはINAジェルネイル検定1級を持っているだけで優遇されることもあります。知名度の高い資格であるだけでなく、この資格を持っていればジェルネイルに関する正しい知識と技術を持っていることが証明されるので、転職や就職をする際にも大きく役立つでしょう。
知名度の高い資格であるだけでなく、この資格を持っていればジェルネイルに関する正しい知識と技術を持っていることが証明されるので、転職や就職をする際にも大きく役立つでしょう。
INAジェルネイル検定はステップアップ方式の資格となっています。1級を受けるためには先に3級と2級に合格しておかなければなりません。ちなみに3級は学科試験と実技試験となっていますが、2級は実技試験のみです。
INAジェルネイル検定1級を合格するためには実技試験で80点以上を取る必要があります。
合格率については公表されていませんが、実技試験はかなり難しい内容となっていますので、しっかり勉強しておきましょう。
INA ジェルネイル検定1級の場合は実技試験のみとなり、時間は100分です。事前にネイルケアを済ませておきましょう。
10分間のテーブルセッティングを行い、その後10分間のプレパレーションがあります。プレパレーションは3級だと15分の時間が用意されているのですが、それよりも5分間短くなるので十分に注意しておきたいですね。
続いて20分間のスカルプチュア(2本)を行います。ここではスカルプチュアを施すナチュラルネイルのフリーエッジの長さが1mm程度以下でなければないと定められているので、注意が必要です。仮に1mm程度以上あった場合は失格となります。
続いて60分間のカラーコーティング(フレンチネイル)を行い終了です。使用するベースジェルとトップジェルはクリア、カラージェルについてはフレンチネイルのピンクとホワイトでなければならないなどの細かい規定もあるので、忘れずに確認しておきましょう。それぞれの段階で審査があり、その段階で規定の内容が満たせていなかった場合などは次のステップに進むことができません。
注意しなければならないこととして、試験を受ける際に使用できるジェルのブランドが限定されています。その他のブランドを使用することはできないので、この点は十分に確認しておきましょう。異なるメーカーを混合して使ったり、併用することはできないので注意しておいてくださいね。使用可能なブランドについては公式サイトのホームページ上から確認できます。
なお、未硬化ジェルの除去剤、爪用消毒液は他ブランドのものが使用可能です。
試験が実施されてから1週間程度でウェブサイトにおいて発表があります。具体的な発表内容と期間については試験の当日に案内があるので確認しておきましょう。
続いて試験の実施日から1か月程度経つと合格通知や認定証が届きます。有料でカードタイプの認定証にも変更してもらえるので、必要があれば申し込んでおきましょう。