公開日: |更新日:
NPO法人インターナショナルネイルアソシエーション(I-NAIL-A)によって行われているジェルネイルに関する試験です。この試験は1~3級まであり、1級が一番難しい試験になります。 そのなかでも、今回ご紹介するジェルネイル検定2級は、プロネイルアーティストとして活躍するために必要な、より実践的な技術を問われる試験になります。
ジェルネイル検定3級を取得した後は、ぜひ2級も取得を目指してみてください!
この資格を取得していると、ジェルネイルに関する基本的な知識はもちろんのこと、技術もあると証明されるので、転職や就職の際にも役立つ資格だといえるでしょう。3級もありますが、やはり2級の方が評価は高いです。
2級は学科試験がありませんが、ステップアップ式の資格となっており、2級を受験する前に合格しておく必要がある3級は学科試験があります。つまり、2級に合格した方は学科試験での成績も修めていることになるので、知識力と技術力の両方が証明されるでしょう。
2級を受験するためには先に3級の受験を行い、合格しておく必要があります。3級は実技試験に加えて学科試験を行わなければなりませんが、片方だけ合格した場合には永久的に合格科目の試験が免除されるため、仮に不合格になってしまった場合も諦めずに合格を目指して2級に挑戦しましょう。
詳細な合格率は発表されていませんが、2級合格のためには実技で80点以上取らなければなりません。3級の場合は内容がネイルケア、プレパレーション、コーティング(クリア)、カラーコーティング(マット赤)ですが、2級になるとチップオーバーレイが実技試験内容に含まれて求められる技術力も高くなるのでしっかり勉強・練習しておきましょう。
2級は実技試験となります。まずは試験でする器具や道具を10分間以内にセッティングしましょう。これは3級と同様ですね。
続いてジェルを塗布する前の爪の準備であるプレパレーションを行うことになるのですが、3級とは違って時間は10分間になります。1級でも10分間となるので、この時間内に確実に終わらせるようにしましょう。
続いてチップオーバーレイを20分間かけて行います。
モデルの爪の消毒、2本のチップオーバーレイを行うことになるのですが、チップオーバーレイを行う爪は指定されないので好きな指を選びましょう。ただし、どの爪にするかは受け付けの際に申告しなければなりません。
時間終了までに2本ともアプリケーションが終了していない場合はその時点で失格となります。
続いて45分間のカラーコーティングです。エッチングなどを行い、チップオーバーレイを施した爪をカラーコーディングできる状態にしましょう。ここではベースコーティング、カラーコーティング、トップコーディングなどを行うことになるのですが、チップオーバーレイとは違って左右の爪10本をすべて行わなければなりません。
時間との戦いになるのはもちろんのことですが、仕上がりも重視されます。皮膚にジェルがついていない、縮みや段差がないなど細かいチェックポイントがあるので、しっかりと練習しておきたいですね。
また、2級ではパールホワイトを使ったカラーコーティングを行うのですが、ここで色が薄すぎない、刷毛跡が残っていないといったこともチェックポイントに入ります。
合格の結果は試験実施日から1週間程度後にWEBサイト上で行われます。こちらは期間限定となっているので忘れずに確認しておきましょう。具体的な発表内容や期間については試験の当日に会場で案内があるのでそちらを確認してみてください。
試験は2か月に1回行われているため、翌々月の実施試験を申し込む場合には受験した試験結果を確認してから受付期間内に申し込む必要があります。
検定試験実施日から1か月ほど経つと郵送で合格通知と認定証が届くのですが、有料でカードタイプの認定証も用意してもらえるので、必要があれば申し込みましょう。